在宅勤務のメリット・デメリットと在宅勤務に向いている人

こんにちは。開発課の勝見です。

近年、新型コロナウイルスの影響や働き方改革の推進などにより、「テレワーク」がますます身近なものになりました。
特に育児や介護を抱える人にとって柔軟な働き方ができるテレワークは選択肢の一つとなりつつあります。
私自身もテレワーク制度を利用し、月に1回の出社以外は在宅勤務をしています。
在宅勤務は通勤時間の削減など、メリットも大きいですが、一方でデメリットや向き・不向きもあると感じています。
そこで今回は、私が在宅勤務をしていて感じたメリット・デメリット、そして在宅勤務に向いている人について書きたいと思います。

【業務環境】

まずは、在宅勤務をする際の業務環境についてご紹介します。

基本設備

PC、マウス、モニターなどの業務に必要な機器は会社から支給されます。

業務管理とコミュニケーション

シアンスでは「Asana」というプロジェクト管理ツールを導入しており、プロジェクトの進捗やメンバーの作業状況をリアルタイムで確認できます。プロジェクトに関する質問や報告はAsanaのチャット機能を活用し、必要に応じて画面共有ツールなどで効果的にコミュニケーションをとっています。

業務マニュアル

専門用語の解説や作業手順などの業務マニュアルは1つのサイトに統合されているので、必要な情報をいつでも確認できます。
わからないことなどがあれば社内メンバーに気軽に質問できます。

PCを遠隔操作

オフィスにあるPCからしかできない仕事もありますが、リモートアクセスツールを使えば、自宅からでもオフィスにあるPCを遠隔操作できます。

このように、在宅勤務でもオフィス勤務とほぼ同じ作業ができるので、業務に支障はありません。

【在宅勤務のメリット】

通勤時間の削減

通勤にかかる時間を家事などに充てることができるので、家庭との両立がしやすくなります。

静かな環境

オフィスでは周りのキーボードやマウスの操作音、会話などが気になり、集中力が途切れてしまうことがありますが、自宅なら静かな環境で仕事に集中できるので、生産性が向上します。

癒やし

うちには2匹の猫がいるので、疲れたときは猫を見て癒やされています。
(疲れが吹き飛びます!)

【在宅勤務のデメリット】

コミュニケーションの課題

オフィスであればちょっとしたことを近くの人に直接質問することができますが、在宅勤務ではそれらもテキストにする必要があるので少し面倒に感じることもあります。
また、オフィスのように雑談をしたり一緒にランチに行く相手がいないので孤独を感じることがあるかもしれません。

オン・オフの切り替えの難しさ

自宅=職場となるため、仕事とプライベートの切り替えが難しいと感じることがあるかもしれません。

圧倒的運動不足

通勤やオフィス内の移動がないため、運動不足になりがちです。
(意識的に歩いたり運動をしないと太ります…!)

【在宅勤務に向いている人】

テキストでのコミュニケーションに抵抗がない人

在宅勤務では、コミュニケーションのほとんどがテキストベースで行われるため、テキストでのコミュニケーションに抵抗がなくスムーズに行えることが重要です。

孤独に強い人

在宅勤務をしていると、家族以外の誰とも会わないし、話もしないという日も多いです。
誰にも邪魔されずに静かな環境で黙々と仕事をしたいという人に向いていると思います。

自己管理が得意な人

在宅勤務では、仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちです。そのため、意識的に「仕事モード」に切り替えることが大切です。
誰にも監視されていない状況でも、仕事に対する責任感を持ち、適切なスケジュールで業務を進めなければいけません。
自宅だとモチベーションが上がらない場合や、集中が続かずサボりがちになる場合には、オフィス勤務が向いているかもしれません。

【さいごに】

在宅勤務は柔軟な働き方の1つですが、成果が求められることに変わりはありません。
ですが、自身の性格や環境に適している場合、オフィス勤務以上のパフォーマンスを発揮できると思います。
もちろん、業務内容やスキルを鑑みて在宅勤務が許可された場合に限りますが、希望に合った働き方を実現できるかもしれません。