文系未経験から始めるWebエンジニア

開発課の橋本です。
今回は、文系未経験でありながらWebエンジニアとしてのキャリアを築いてきた私の経験をもとに、文系未経験からエンジニアを目指す方々へのアドバイスをお伝えしたいと思います。私は入社してからエンジニアになったので一人で始める環境とは違うのですが、エンジニアとして職場で生き残るヒントとして参考になれば幸いです!

わからないことはどんどん質問する

エンジニアリングに限った話ではありませんが、技術職というものは専門的な知識や技術が求められる場面が多いです。専門的な学校に通っていなければ猶更、聞きなれない言葉ばかりで戸惑うことも多いと思います。しかし、その際には恐れずに行動に移しましょう。聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥』です。質問する瞬間は注目を浴びたり、無知を露呈することは恥ずかしいかもしれませんが、それによって得られる知識や経験は計り知れません。
質問を受けた側のメンバーも解説することによって知識が整理されるので一石二鳥ですね。

なんでもトライアンドエラー

エンジニアリングは、試行錯誤の連続です。完璧な答えを最初から出すのは難しいですし、まずは手を動かしてみること。失敗を恐れず挑戦することで、新しい発見や解決策が見えてくることも。その過程で得られる経験は、将来の大きな武器になります。

私も駆け出しのころは思ったような挙動にならず自主的に残業することも多かったです。ですが、私はその時間が楽しかったですし実装できた時の達成感も好きでした。
この感覚が「わかる~!」と共感してくれる方は頑張れるんじゃないかと思います。

先輩もすべてを知っているわけではない

実は、先輩エンジニアもすべてのことを知っているわけではありません。特にWebやITの世界の技術の進化は日進月歩で、常に新しい情報やツールが出てきます。先輩から学ぶことは多いですが、自分で調べる力や新しい技術に対する好奇心も大切にしましょう。
逆に、先輩より詳しくなれる領分が隠れている可能性もあります。「○○については任せてください!」って言えるようになったら嬉しいですよね。

職場以外にエンジニアと接する場所を持つ

最初はどんな仕事も新鮮に映るかもしれませんが、だんだんと類似した仕事が増えてくるかもしれません。そうなると新しい技術に触れるきっかけが減っていきます。また、自分の技術が世間の需要にどの程度通用するものなのかわからなくなります。
そんな時に職場以外のコミュニティを持っているとエンジニアとしてのスキルアップはもちろん、異なる視点や考え方を知ることで、より幅広い知識を身につけることができます。勉強会やコミュニティに参加することで、新しい情報や技術を知ることができるだけでなく、異なる背景を持つエンジニアとの交流を深めることができます。

外の世界と接することはとっても緊張しますが、私はいい経験ばかりです!

ダニング=クルーガー効果に気をつけて!

自分の能力を過大評価しがちな「ダニング=クルーガー効果」に注意が必要です。自分の知識やスキルを過信せず、常に謙虚な姿勢で学び続けること。他者の意見やフィードバックを受け入れ、自己評価を正確に保つことが大切です。

私は今でも怪しい瞬間があったりします。「チョットデキル」の気持ちを大事にしようと思っています。

まとめ

文系出身であっても、エンジニアになり、テクニカルディレクターとして上流工程に関わる道もあります。文系未経験でも前向きな姿勢と、学び続ける心を持ち続けることで、エンジニアとしてのキャリアを築いていけると思います。
シアンスは新卒中途問わずWebエンジニアを募集しています。もしよければ募集要項など見ていってください。

追伸

あ、私はプライベートでもコード書いたり仕事のことを考えるのが好きな方なので外部活動とか苦ではないのですが、人それぞれのスキル習得・スキルアップの方法があると思いますのでそうじゃない方は無理しないでいいと思います。全く弊社に関係ないのですが、最近よいと思った記事があったので共有します。
技術に興味がなくて何が悪い? 
職業人として、『組織の利益に貢献するために必要なことを勉強する』。これに尽きます。