Webディレクターの仕事は、リモートワークに向いているか?

こんにちは。企画課の高橋です。

先日、家庭の事情でリモートワークを数日間経験しました。
久しぶりにリモートワークをして、いろいろと感じたことがあったので、お話してみようと思います。

リモートワークが活用されるとき

弊社では出社勤務者の割合が高いですが、必要に応じてテレワークが可能です。家族の体調不良で看病・自宅保育が必要になったり、大雪などの荒天で物理的に出社が困難な場合に、活用されます。リモートワークが基本、月数回出社の社員もいますが、そういったケースは基本的には子育て中の社員が多いのかなと思います。

こう書くとリモートワークを「働きやすさ」の一環として捉えがちですが、「業務を継続する」「止めない」という観点からも重要です。諸事情で出社できないとしても、業務が滞ると、顧客にも他の社員にも何らかの形で影響します。そういうリスクのある状況だと、その間自分も心が落ち着きません。そういう状況にあっても、いわば「働く手段がある」というのは、大きな効果をもたらしてくれるんじゃないかなと思います。

リモートワークってメリットばかり?

育休から復職する前は、リモートワークを使えるなら使わない理由はないのでは?と感じていた部分もありました。(子育て中かに関わらず、本当にタイムイズマネーですね…)

ですが、今はフラットに捉えています。

メリット

  • 通勤時間が削減され、時間を有意義に使える
  • 業務に集中しやすい環境を作り出すことができる
  • 昼休みに家事など家の用事を済ませ、1日に少しだけ余裕を作ることができる

デメリット

  • 気持ちの切り替えが難しい
  • コミュニケーションのハードルが上がる
  • 設備についてはやはり執務室のほうが充実している

企画の仕事で黙々と考えたり書類作成など、1人で集中したいときは、リモートワークに向いています。
ただ、様々な仕事をコミュニケーション中心でやっているタスクが多いときは、少しネックに感じる場面が多いです。

コミュニケーションや業務管理はどうしてる?

シアンスでは、普段からTeams、Asana、Googleドライブなどを活用しています。よって、必ずしもオフィスにいなくてもスムーズに業務遂行が可能です。

先に挙げたデメリットの通り、対面と比較すると相対的にコミュニケーションのハードルは上がりますが、Teamsで画面共有をしたりできるので、ある程度はカバーすることも可能です。

ただ、現地で行っている会議に自分だけリモート参加していると、現場の状況がつかみにくいというのはあります。これは社内会議、顧客打ち合わせどちらも経験があります。正直、状況が見えにくいと発言もしづらく、受け身になってしまうことがあるので、個人的にはどうにかしたいなと感じる場面です。


ぶっちゃけ、出社勤務とリモートワーク、どっちが働きやすい?

Webディレクターという職種柄、そしてリモートワーク可能という制度の観点から、仕事とプライベートどちらかを犠牲にせずに働ける環境があることは大変ありがたいです。ただ、総合的な業務の進めやすさを考えると、個人的には出社勤務の方がやりやすさは感じます。

個人的な感想ですが、Webディレクターの仕事が「在宅勤務でもできる」からこそ、「出社して勤務する」価値を出せるかが重要になってくるのかなと感じました。私の場合ですが、最近は「効率的」だけでなく「効果的」に働けるようになりたいな、と悩むことが多いです。チームで働くことが多いからこそ、ある程度対面での時間があった方が、関係性の構築にいい影響をもたらしてくれ、結果的に仕事の質も高めてくれるんじゃないかなと思います。

リモートワークから始まって仕事の質になぜか着地してしまいましたが、制度はうまく使いつつ働きたいね、という話でした。