3D表現に挑戦してみた

こんにちは。デザイン課のあだちです。

今年度は制作部隊への新入社員はいないので、年度が明けてもいつも通りの日々を過ごしています。年度明け2日目で、どの部署も新入社員はまだ研修中で実務には入っていないというのもあるのですが。

一つ前の小島さんの記事に3Dということで少し被ってしまうのですが、先日初めてイラレで3Dの機能を使ってみたのでそのお話をします。

試しに使ってみたイラストレーターの3D効果

先日、作図の参考を探していたところ、私が探していたテーマの作図に3Dが多かったので、初めてイラレの「3Dとマテリアル」を使ってみました。
ずっと使ってみたいと思っていたのですが、きっかけが無くここまで使わずに来ていました。blenderも趣味的な感じで始めてみようと思っていたのですが、一度も触ることなくいつの間にか私の中のblenderブームが過ぎ去っていました。

クリック一つで3Dオブジェクト完成

イラレで立方体を作るのは信じられないくらい簡単にできました。(図形作成の方法を紹介する記事ではないため、作成方法は割愛させていただきます。)
これで私の3Dオブジェクト作成に対するファーストインプレッションはかなり良かったです笑
結局参考を元に作成した(複雑なことはしていない)3D作図はボツになりましたが、これを機にもっと探ってみたいと思いました。

いつも素材に頼っていたアイソメトリックに挑戦

そして今回、サムネイルとアイキャッチに使っている画像のビルと雲を約2時間で実際に作成してみました。実はこれは当社がテナントとして入っているビルです。ピロティは案外簡単にできたのですが、一番手を煩わせたのが窓の部分です。厚みを出したくて影を入れたかったのですが、そもそも窓となる図形を回転させるとなぜか図形が縁どられてしまい、消せずに困りました。ビルの色と窓の色のコントラスト差が少なかったので、偶然の産物としてそのまま活かさせてもらいました。
一応影は入れたのですが、ささやかすぎて全然見えませんね笑。
完成度は低く、まだまだ伸びしろ満載ですが、もっと調べたり数をこなしたりすればできないことはなさそうという感じです。

デザインを携える者としてのモチベーション

ちょっと大げさな言い方をしましたが、デザインを仕事にしている者として、モチベーション維持は健康管理並みに必要なことだと思っています。私自身、日々レベルの高いデザインを見ると感動するとともに自分の実力との差に落ち込むこともあります。
国勢調査によると日本には「デザイナー(ファッション、プロダクト、グラフィック…などトータルで)」と付く職種を肩書にしている人口は16万人以上いるそうです。その中で自分はやっていけるのかと焦りや不安を感じます。
しかし、新しい知識が増えたり、できることが増えたりすると、そんな不安よりも楽しいが勝ります。もっとアウトプットのバリエーションも増え、クオリティーも上がればクライアントに貢献できるし自分だって楽しい。クライアントも制作側もwin-winな関係になれるように精進します。