就職先、どうやって決めた?

こんにちは。企画課の高橋です。

早くも3月に突入し、制作現場は年度末の追い込みモードです。
弊社に限らず、多くの業界・企業が忙しい時期ではないかと思います。

新卒学生の皆さんはついに就活がスタートしましたね。
少し昔の話ですが、私が就活生のときに抱いていた疑問に、時を経てセルフ回答してみます。

どの会社を選べば「大丈夫」なのかがわからなかった、就活時代

今はキャリア形成も多様化し、必ずしも1社で定年まで働くとは限りません。
が、キャリアの第一歩になる企業選びに非常に慎重になっていた気がします。

世の中で「ブ◯ック企業」「早期退職」だとか、マイナスな言葉が飛び交っていたこともあり、正直、就活に対してビビリ散らかしていました。
「入社してもし合わなかったらどうしよう」「これから長く続く社会人生活、うまくやっていけるんだろうか」という不安が湧いていたのです。

結局は自分自身が決断するか否かなのですが、どうも「自分も会社も双方マッチしている状態」がイメージできず、漠然と就職活動をしていました。

決め手は「自分がそこにいるイメージができるか」だった

結局、私の場合は何で決めたかというと、最終的には「自分がここで働いているイメージが持てたか」でした。

シアンスでは、インターンシップという形で職場体験をする機会がありました。
3日間で、一通りの制作をやってみよう!というもの。

実際に日常業務の中に入ることで、様々な気付きがありました。

  • 企画に興味がある!と伝えたら、急遽お客様との打ち合わせに同行させてもらえた(連れてってくれたのが今の上司です)
  • 社員と話していて、コミュニケーションのリズムが合う感覚があった
  • 基本は真面目に静かに取り組みつつ、コミュニケーションは活発に…という仕事風景を肌で感じられた

挑戦の機会を与えられて、Webディレクターという仕事に対する「ワクワク」が膨らみ、かつ、職場環境・人の面でも、居心地のよさを感じました。

ここで働いている自分は、はっきりとイメージができる。

そう思い、また内定も頂けたので、確信を持ってシアンスに入社する運びとなりました。
結果、酸いも甘いも経験しつつ、今もこうしてWebディレクターとして現場に携わらせていただいています。
あの時感じた、素直な気持ちを大切にしてよかったなと思います。

会社のカルチャーをどんどん覗き見しよう

当時、各社の特色を知る手段の大半は、まだまだ就活ポータルサイトだったように思います。
でも、それだけではどんな企業か理解が深まらず、かといって、説明会でのリアルな接触に限度がある。
選考で落ちたとしても「結局、自分が戦力になれる職場だったのかわからなかったな…」という感じでした。
というか、運良く入社できていたとしても、恐らくミスマッチだったのではないかなと思います。

今は、SNSやブログなど、各社が自ら会社のカルチャーや働き方、現場、そこで働く人などを紹介するのも当たり前になっています。
なので、今の就活生のみなさんが少し羨ましいです…。
(余談ですが、この「会社の中をどんどん見せる」ということは、私たちが実際にお客様に提案していることでもあります)

大前提として、仕事内容や適性も非常に重要です。
ただ、それに加えて、会社のカルチャーや共に働く仲間は、もっと大切かもしれません。
ぜひ、「何をするか」と同じぐらい「どこで働くか」「どんな人達と働くか」も重視して就活してみてください。

そして、このDigima Diaryも、シアンスの中を覗ける場所です。
様々な社員の日常や感じていること、考えていることに触れて、少しでもあなたの心の琴線に触れるものがあれば、会社説明会などで会いに来てくださいね。