雪国ならではのPhotoshop合成

こんにちは。デザイン課のあだちです。

みなさま、先日の全国的な寒波による影響は大丈夫でしたか??
通勤中の吹雪で、そういえば入社1年目の今くらいの頃に、写真に写る雪を消してほしいという要望を承ったことがあったなと思いだしたので、画像合成のお話をします。※合成方法の解説ではありません。

新潟は日照時間が短い

新潟県内で生まれ育ち、夏以外で新潟の空が青い印象がありません。実際日照時間は全国的に比べてどれくらいなのだろうかと思い、検索してみました。どのサイト・ブログでも47都道府県中40位以下という結果でした…

そのため、撮影データをいただくと空が真っ白なことが多々あります。外観写真など屋外で撮影した写真を青空に合成することはもう恒例です。

photoshopで雪を消す

空を合成する際は、空より奥に存在するものはないので、慣れてしまえば苦ではありません。むしろ楽しいです。
しかし雪となると、雪の後ろ側に地面や建物などの物体がなにかしら存在します。実際私が承ったものも雪で隠れている部分がありました。

コピースタンプツールで壁と屋根を生成しました。

写っているものを消し、写っていないものを出現させる

同じ画像内で、他にも合成をした箇所があります。
空に近い位置に存在するものだと単純に消して、空にできるのですが、地面に近い位置にあるものを消して空にしようとすると地平線が表れてしまうのです。
普段地上で生活していると地平線が見える場所は多くはありません。そのため、林っぽい素材を活用して木を出現させて不自然にならないようにしました。

ついでに葉が茶色かったので緑に補正するなどもしました。今見るとまだまだ手の施しようはありますが…

実務で得る知識はとても多い

ツールの使い方などは学校等でも学びますが、実務で使うとなるとまだまだ知らない、使ったことが無い機能がたくさんあることを思い知ります。
先輩から教わったり、調べたりしながら日々勉強です!できることが増えたり、新しいことを知ったりすると楽しいです。

私自身、入社前はスキルや知識に関してどの程度できていればいいのか分からず不安でした。しかし、実際実務を通してでしか得られなかったことは多いです。
なので入社前にスキルや知識に関して不安に思う方も少なくないかと思いますが、あまり気負いすぎなくても大丈夫です!